企業様への「障がい者雇用」ご紹介事例

株式会社クレディセゾン様(求人:キュレーション業務)

株式会社クレディセゾン W様(人事担当)
採用者:M様(身体障がい者)


▼株式会社クレディセゾン
http://www.saisoncard.co.jp

Q.テレワーカーを採用された背景や目的は?

当社はもともと障がい者雇用にも力を入れていますが、今回テレワークで障がい者を雇用することによって、雇用のすそ野を広げることを目指しました。平成28年度厚生労働省の「障がい者在宅雇用導入サポートモデル事業」に参加し、コーディネーターの方からご紹介いただきました。

Q.どのような方を採用されましたか?

当社のウェブサイト「SAISON CHIENOWA」に掲載する記事を収集し、キーワードのタグを付け公開する「キュレーション業務」を行ってくださる方を探しました。採用に際しては、記事執筆経験の有無は問わず、基本的なPC操作ができ、仕事をきちんと続けてくれ、コミュニケーションのとれる方を採用しました。

▼SAISON CHIENOWA
https://www.saison-chienowa.jp/

Q.テレワーカー採用への流れを教えてください。

まず複数名を紹介いただき、書類選考をして、面接に進む方を選びました。一次面接後、Webによるスキルチェックや適性検査、さらに二次面接を経て採用を決定しました。今回の採用では、応募者の人柄やコミュニケーション力、前向きな姿勢を評価しております。

Q.障がい者のテレワーカー雇用にあたって準備したことは?

業務については障がいの有無で特に意識はしていません。ただ、障がい者の受け入れは初めてのため、コミュニケーション方法などに不安があったので、障がい者雇用の先進企業を視察したり、自治体や周囲の専門家にヒアリングしたりしました。

また仕事に早く慣れてもらうため、口頭で伝えるだけではなく、画面のキャプチャーをとってマニュアルを作成するなどの工夫もしています。こうしたマニュアル作成は、ハンディキャップの有無にかかわらず役立つことだと思います。

あとはオフィスの改装や片付けを行いました。それまでは物があふれていたのですが、足が不自由なMさんが歩きやすいようにオフィス内を片付けようという動きになりました。Mさんが入社しなかったら、オフィスの片付けはなかったかもしれませんね(笑)

Q.実際にテレワークで採用してみて、どのような印象を持ちましたか?

今回採用したMさんはやる気もあり前向きで、事前準備もしっかりされています。だからこそ、周囲の者もできるだけフォローをしていこうという気持ちになれます。受け入れ側だけでなく、本人側の姿勢も大事だと思います。

Mさんはハンディキャップがあり家も遠いので、通勤自体に往復3時間以上もかかっています。でも、テレワークという働き方を導入したことで、在宅と通勤を組み合わせて、メリハリを付けて働けるようになりました。

当初は出勤メインで、「これなら任せても大丈夫」というタイミングでテレワークへの移行を考えていましたが、Mさんが負傷され、通勤することが一層困難になってしまいました。そのため想定よりも早い段階でテレワークメインに切り替えています。

Q.通勤と在宅勤務、どのような違いがありますか?

通勤して業務に就いている間の様子を拝見している中で、Mさんがしっかり業務に取り組んでくださることが分かり、特に不安はありませんでした。

実際に家で作業を行ってもらうと、通勤して仕事をするよりも業務効率がアップしたことには驚きました。長時間の通勤で体力が消耗してしまうために、効率が落ちていたのかもしれません。また、自宅の慣れている環境で集中できるのもよかったのではと思います。

Q.今後テレワークでの採用を行う方に、経験を踏まえてのアドバイスはありますか?

まずは、採用者をちゃんと理解すること。物理的な距離は離れていても、心の距離は近いほうがよいと思っています。「困ったときに言えない」「違和感があるけれど言えない」ということでは、お互いにとって一番よくありません。

形式にとらわれず、その方の状況に合わせて、試行錯誤しながら、お互いにとって一番良いやり方を見つけていけばよいと思います。

 

▼テレワーカーの声[CASE09] K.Mさん(関東在住/テレワーク歴6ヶ月/キュレーション業務)

ゾーホージャパン株式会社様(求人:FAQ作成業務)

ゾーホージャパン株式会社 N様(新規事業担当)
採用者:K様(身体障がい者)


▼ゾーホージャパン株式会社
http://www.zoho.co.jp/

Q.テレワーカーを採用された背景や目的は?

当社では障がい者や育児休業者などの定着を高めるためにも、継続して働ける環境づくりを進めており、テレワークやフレックス制などを導入しています。その一環として、今回、テレワーカーの障がい者採用を行うことになりました。

当社では新規事業を立ち上げて、様々な業務が発生しています。その一方でドキュメントの整理などが手付かずだったのですが、今回採用したKさんにはその業務を担当してもらい、チームとして助けてもらっています。

Q.テレワーカー採用への流れを教えてください。

まず書類選考によって、面接者を選びました。一次面接後、直接ご自宅を訪問し、採用を決定しました。ご自宅への訪問は「作業環境を確認したい」という面もありますが、チームメンバーが「直接会って業務内容を詳しく伝えたい」という意図もありました。

訪問した頃に比べたら、Kさんの表情は格段によくなっていますね。面接時には、不安がありましたから・・・。私たちも緊張していたのかもしれませんが、Kさんも相当不安だったのだろうと思います。今は画面を通しても笑顔が見えますしね。

Q.障がい者のテレワーカー雇用にあたって準備したことは?

コミュニケーションですね。オフィスと家とを常時接続するための環境を整備しました。マイクとカメラは高感度のものを用意して、オフィスの雑談などが聞こえるようにしました。コミュニケーション手段として、グループチャットも用意しています。

Kさん用のPCを会社で用意し、ツール類も設定しました。業務開始前にツールをKさんに使ってもらうことで、コミュニケーションに慣れてもらいました。KさんはITスキルがあり、機器面でのハードルはありませんでした。こちらの不安も少なかったです。

Q.通勤と在宅勤務、どのような違いがありますか?

当社はもともとフレックス制を導入していますので、勤務時間には決まりはありません。9~18時をベースに働いてもらっており、その点ではうまくいっていると思います。

今回のKさんをきっかけに在宅勤務を導入したことで、翻訳の仕事での遠隔雇用(静岡)が決まりました。ネットワークをうまくつなげていくことで、リモートワークによって成果を出していく方法を進めていきたいと考えています。

Q.今後テレワークでの採用を行う方に、経験を踏まえてのアドバイスはありますか?

コミュニケーションに関しては、多くのチャンネルを用意しておくのは必須だと思います。とくに高機能なカメラとマイクを用意するのはポイントだと思いますね。

また、普通に仕事ができるように、「お互いにがんばる」という姿勢も大事なのではないでしょうか。相手に気を遣いすぎるのは、かえってよくないのではと思います。

相手の症状をきちんと理解して、仕事上では普通にできるように環境を整えていく。体調に関しては見えないので対応する。コミュニケーションを密にとり、違和感があったらそれを取り除くためにどうすればいいかを改善していくことが大切だと思います。

Q.会社として、今後の目標などありますか?

テレワークのKさんがいて、静岡にサテライトオフィスもあって・・・というように、各拠点をネットワークでつなぎ、チームで組んでいく仕事ができるようしたいと思います。自然に業務が行えるように、今後もリモートワークの完成度を上げていきたいと考えています。

 

▼テレワーカーの声[CASE10] Y.Kさん(関東在住/テレワーク歴6ヶ月/FAQ作成業務)

【企業の方へ】テレまちは企業の障がい者雇用を応援しています 障がい者の雇用なら「テレまち」にご相談を!